「世界で活躍できる子に」― でも、英会話スクールだけでは何かが足りない?

教室の床に、多様な人種の子供たちが輪になって座っている後ろ姿

お子様の将来を考えたとき、「世界中の人々と堂々と渡り合い、自分の力で未来を切り拓いていける、そんなグローバルな人材に育ってほしい」。そう願うのは、子を持つ親として自然な気持ちですよね。その第一歩として、お子様を英会話スクールに通わせたり、英語教材を買い与えたりしているご家庭も多いことでしょう。

英語が話せることは、間違いなく大きな武器になります。しかし、その一方で、「ただ英語のフレーズを覚えるだけで、本当に世界で通用するのだろうか」「ネイティブの先生と話すだけで、多様な文化を理解したことになるのだろうか」と、ふとした瞬間に、言いようのない物足りなさや疑問を感じたことはありませんか?

週に1回の英会話レッスンも大切ですが、「これだけでは、なかなか実践的なコミュニケーション能力が身につかないのでは?」「英語力だけでなく、もっと根本的な、価値観の違いを理解するような経験も必要なのでは?」と感じる保護者様は少なくありません。

そのモヤモヤ、そして高い教育意識、素晴らしいです。そして、その感覚は、AI時代を目前にした今、非常に的を射ています。これからのグローバル社会で本当に求められるのは、単なる「語学力」だけではないからです。もしあなたが、今の英語教育に何かが足りないと感じているなら、それは「グローバル教育」という、もう一段階上の視点に立っている証拠なのです。

AI時代に本当に必要な「グローバルな力」とは?

世界地図が描かれたテーブルを囲み、複数の児童が各地を線で結びながら会議をしている様子の俯瞰図

AIによる自動翻訳ツールの精度は日進月歩で向上しており、数年後には、今よりもずっと言葉の壁が低くなっていることが予測されます。そんな未来において、子どもたちが身につけるべき「グローバルな力」とは、一体何なのでしょうか。それは、AIには決して真似できない、人間ならではの3つの力に集約されます。

  1. 異文化理解力
    言葉を翻訳できても、その背景にある文化や価値観、宗教、歴史までを理解することはできません。「なぜ、この国の人々はこのように考えるのか?」という背景を知らなければ、本当の意味での相互理解は不可能です。表面的な言葉のやり取りだけでなく、相手の文化に敬意を払い、違いを面白がれる感受性こそが、グローバルな人間関係の土台となります。
  2. 対話を通じた課題解決力
    これからの世界では、国籍も文化も違うメンバーとチームを組み、一つの目標に向かって協力する場面が当たり前になります。そこでは必ず、意見の対立や価値観の衝突が起こるでしょう。その際に求められるのは、自分の意見を主張するだけでなく、相手の意見に耳を傾け、粘り強く対話し、お互いが納得できる解決策を見つけ出す力です。これは、単なるディベート能力ではなく、多様性を受け入れ、化学反応を起こしていく高度なコミュニケーション能力です。
  3. 主体的なコミュニケーション能力
    日本の教育では「空気を読むこと」が美徳とされがちですが、世界では「黙っている=意見がない」と見なされます。自分の考えを、適切な言葉とタイミングで、主体的に発信していく力。そして、わからないことがあれば臆せずに質問し、対話を自ら生み出し ていく積極性。この「待ち」ではなく「攻め」のコミュニケーション姿勢が、グローバルな舞台で信頼を勝ち取るためには不可欠です。

この3つの力は、残念ながら、テキストを読んだり、一方的に講義を聞いたりするだけでは決して身につきません。リアルな人間同士の「生々しいインタラクション(相互作用)」の中でしか、育むことはできないのです。

小学生がオンラインで海外と繋がる方法と、それぞれのメリット・デメリット

グッドサインをする手と、バッドサインをする児童の手

「生きたインタラクションが重要なら、やはり海外に行くしかないの?」。そう思われるかもしれませんが、ご安心ください。今は、オンラインで世界と繋がるための様々な選択肢があります。ここでは、代表的な3つの方法と、それぞれのメリット・デメリットを公平に見ていきましょう。

方法①:オンライン英会話(マンツーマンレッスン)

最も手軽に始められるのが、海外在住の講師とのマンツーマンレッスンです。

  • メリットは、発話量が圧倒的に多いこと。周りを気にせず、自分のレベルに合わせて会話練習ができるため、スピーキングへの抵抗感をなくすには非常に効果的です。
  • デメリットは、相手が常に「先生」であること。どうしても受け身のレッスンになりがちで、主体的なコミュニケーション能力は育ちにくい側面があります。また、講師はプロとして生徒に合わせてくれるため、文化の違いによるリアルな衝突や、それを乗り越える経験はほとんどできません。あくまで「語学学習」の域を出ないことが多いでしょう。

方法②:海外のサマースクール・短期留学

夏休みなどを利用して、実際に海外に滞在し、現地のプログラムに参加する方法です。

  • メリットは、何と言ってもその「没入感」。24時間英語の環境に身を置くことで、語学力はもちろん、生活文化を肌で感じることができます。
  • デメリットは、まず費用の高さです。渡航先や期間、プログラム内容によって大きく異なりますが、渡航費や滞在費を含めると、まとまった費用が必要になることが一般的です。また、親元を離れることへの安全面の不安や、準備の大変さも大きなハードルです。そして何より、長期休みにしか行けないため、せっかくできた繋がりが、帰国後に途切れてしまいがちです。

方法③:国際交流イベント(単発)

自治体やNPOなどが主催する、1日限りのオンライン国際交流イベントなどもあります。

  • メリットは、気軽に参加できること。費用も無料か安価なことが多く、「まずはお試しで」というご家庭には最適です。
  • デメリットは、その場限りの「お祭り」で終わりやすく、継続的な関係構築に繋がりにくい点です。自己紹介や簡単なゲームで終わってしまい、友達と呼べるような深い関係を築く前に終了してしまうケースも少なくありません。

単発のイベントやレッスンでは得られない『継続的な繋がり』と『深い学び』。その両方を実現する、全く新しいグローバル教育の形があります。

>>Web学童の「海外協働プロジェクト」を見てみる

新しい答え「Web学童×海外交流」― 自宅が世界と繋がる教室になる

公園の青空の下、数人の子供たちが円になって中央に手を重ね合わせている

オンライン英会話の手軽さ、留学の没入感、イベントの楽しさ…。それぞれの良いところを取り入れつつ、弱点を克服した、全く新しいグローバル教育の形。それが、私たちの「Web学童の海外交流プログラム」です。

そのコンセプトは、非常にシンプル。「自宅という最も安全な場所から、世界中の同世代の仲間と、継続的に、共通の目的を持って協働する」。これこそが、AI時代に本当に必要な「グローバルな力」を育むための、極めて有効なアプローチの一つだと私たちは考えています。北海道にいながらブラジルの子と、福岡にいながらフィンランドの子と、リアルタイムで繋がり、共に何かを創り上げる。そんなSFのような未来が、Web学童では可能になります

「話す」から「創る」へ。プロジェクト型学習で育む本物の英語力

Web学童の海外交流は、単なるおしゃべりでは終わりません。その中心にあるのは、PBL(Project Based Learning:プロジェクト型学習)です。例えば、日本、アメリカ、インドの子どもたちが一つのチームになり、「オリジナルのオンラインゲームを共同開発する」というプロジェクトに取り組みます。

そこでは、「どんなキャラクターにする?」「ルールのアイデアを出し合おう」「プログラミングのこの部分、どうすればいい?」といった、目的を達成するための「本物のコミュニケーション」が生まれます。「好き」という共通のテーマを原動力に、自分の考えを伝え、相手の意図を理解するために、必死で英語を使おうとします。文法が多少間違っていても、誰も気にしません。

大切なのは「伝えたい」という情熱です。このように、英語を「学ぶ」のではなく、目的達成のための「ツール」として使う経験こそが、使える英語力(CAN-DO)を最も効率的に育むのです。

時差や文化の違いを乗り越える「課題解決力」を育む

海外の仲間との協働には、困難がつきものです。日本の夕方は、ニューヨークの早朝。ミーティングの時間をどう調整するか?アメリカの子が「まずやってみよう!」と主張するのに対し、日本の子は「もっと計画を立ててから…」と慎重になる。そんな時、どうやってお互いの意見を尊重し、一つのゴールに向かうのか?
これらの「リアルな問題」こそが、最高の学びの教材です。Web学童では、経験豊富なファシリテーター(メンター)が安全にサポートしながら、子どもたちが自分たちの力でこれらの問題を乗り越えるプロセスを丁寧に見守ります。この「うまくいかない経験」と「それを乗り越えた成功体験」の積み重ねが、マニュアルには書かれていない、本物の課題解決力を育むのです。

保護者も安心。徹底した安全管理とサポート体制

お子様をオンラインで海外と繋がせる上で、保護者の方が最も懸念されるのは「安全性」でしょう。私たちは、その不安を解消するために、徹底した安全管理体制を敷いています。参加者は、身元が確かなお子様のみに限定。すべての交流セッションには、バイリンガルの専門メンターが常時介入し、不適切な言動がないかを監視すると同時に、円滑なコミュニケーションをサポートします。

また、「個人情報を交換しない」「相手の文化を尊重する」といった明確なルールを最初に全員で共有し、安全な環境づくりを徹底しています。保護者の皆様が、心から安心してお子様を世界の舞台へ送り出せる。その信頼関係を築くことを、私たちは何よりも大切にしています。

自宅からグローバル教育を。私たちの徹底した安全管理と、子どもたちの可能性を最大限に引き出すプログラムの詳細を、ぜひ資料でご確認ください。

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グローバルへの扉を開く、はじめの一歩 Q&A

コーヒーカップと、クエスチョンマークが描かれたたくさんの吹き出し

世界への扉は、もうすぐそこにあります。最後に、その扉を開けるための、あなたの小さな疑問や不安にお答えします。安心して、はじめの一歩を踏み出してください。

Q1. 英語に自信がないのですが、参加できますか?

A1. もちろんです。むしろ、そういうお子様にこそ参加していただきたいと考えています。セッション中は、日本語も話せるバイリンガルの講師が常にサポートに入り、言葉に詰まった時や、相手の言っていることが分からない時には、そっと助け舟を出します。また、翻訳ツールを使いながらコミュニケーションを取ることも推奨しており、「完璧な英語」ではなく「伝わるコミュニケーション」を目指しているので、英語力に関わらず誰もが楽しめます。

Q2. どのような国の子どもたちと交流できますか?

A2. 私たちは、世界各国の教育機関やオンラインスクールと提携しており、アジア、北米、ヨーロッパ、南米など、様々な地域のお子様たちが参加しています。特定の国に偏ることなく、できるだけ多様な文化に触れられるようなマッチングを心がけています。今日はシンガポール、来週はカナダ、というように、セッションごとに違う国の仲間と出会えることも、Web学童ならではの魅力です。お子様の「世界地図」が、友達の名前で埋まっていくのを、ぜひ楽しみにしてください。

Q3. まずは何から始めれば良いですか?

A3. 百聞は一見に如かず。まずは、お子様と一緒に、世界と繋がる楽しさを体験してみませんか?いきなり長期のプログラムに申し込む必要はありません。

  • まずはWeb学童を体験 → 【無料体験申し込み】
    まずは、海外の在住の講師とお話してみましょう!「世界には色々な人がいるんだ!」ということを知るきっかけにしてください。
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    「うちの子の英語力で大丈夫?」「どんなプロジェクトがあるの?」といった具体的な疑問に、専門のスタッフがマンツーマンでお答えします。

お子様が、物怖じせずに世界の扉を開き、自分の未来を切り拓いていく。そんな頼もしい姿を、私たちと一緒に育んでいきませんか。

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